初めまして。私は現在23歳の仙台市出身の者です。私の持っているエピソードは私の友人のお葬式のエピソードです。これは心霊系のエピソードなどではなく、感心したなぁというものです。昨年の八月に私の友人が交通事故で亡くなったのですがその友人は優しい男でとても大勢から好かれていました。その友人がなくなったのは早朝の通勤途中に居眠り運転をして運悪く大型クレーン車と正面衝突を起こして亡くなりました。私はその友人に気が向いたときたまにLINEを送る程度でしたがそのラインにも優しく返信をしてくれるような男でした。彼は高卒後すぐ就職していたので仕事も安定しそろそろ飲みに行こうと話していた矢先のことでとてもショックを受けました。私はその友人が亡くなったと聞いたとき会っておけばよかったと後悔したとともにせめてもの罪滅ぼしの気持ちでその友人のお葬式そしてお通夜には必ず参加し彼の両親には何か言葉をかけて少しでも楽になってもらおうと思いました。私がまずお通夜に参加して驚いたのは彼の友人の多さでした。私は祖母のお葬式をその半年前に経験していたのもあってお葬式はすごくこじんまりした物だというイメージがありました。がしかし彼の場合数多くの友人がいて多くの人から愛されていたようで数多くのご老人なども参列していました。お葬式では席が足りなくなるほどの参列者で溢れかえっていました。まさかお葬式でその人となりをみるとは思いませんでした。またもう一つ勉強になったのは息子を若くして亡くした彼のご両親も参列者に大きな気遣いをみせとても信じられない笑顔で接していたこともあまりお葬式お経験のない僕はとても驚きました。そして多くの人からご両親に励ましの言葉を掛けられなんだかこういうことによって救われているんだなと少し思い、結果的には亡くなった人が人生で人を大切にしてきた結果家族に何かつらいことが起きてもその彼の愛を受けた友人知人が残された家族を救うのだなと思いました。私もそうなりたいと思いましたし、そう生きることは素敵なことだと思いました。
同い年の友人の葬式で学んだこと
