ちょっと怖くなりながら風呂場に行くとぬいぐるみはありません。

幽霊なんて信じなかったのですけれど、映画にもなった「ひとりかくれんぼ」をやってみました。しかもチャレンジャーなことにうろ覚えです。

ビール飲んで勇気付けてから、ディスカウントショップで買った中古ぬいぐるみの腹を割いて綿を取り出し、「こうだったかな?」とお米をスーパーの袋に入れて、指を切って血と自分の髪の毛を入れて赤い糸で縫う、「かくれんぼするよ、どーこだ!」と言ってからお風呂場にぬいぐるみを置いて自分は押入れの中に。

スマホでゲームをやっていたけど何も起こらない。部屋は真っ暗で、深夜テレビ番組を流しています。押入れに入って待っていても何も起こりません。

無理な姿勢で押入れにいたので、体も痛くなってきたし、30分ぐらい経ったけど何も起こらないからまあいいやと思い押入れを出ることにしました。

ところが押入れの引き戸が内側から開きません「あれ?」と思って内側から力を込めると、引き戸のふすまがガタガタガタと自動的に動いて音がして、びくんと驚きました。

そして押入れの外から小さな男の子の声、「一緒に遊ぼうよ、退屈だよ」と。押入れの戸が嘘のように軽くなって外にでるとさっきまで深夜番組を流していたテレビがザーッと砂嵐の画面に。

ちょっと怖くなりながら風呂場に行くとぬいぐるみはありません。そしたまたどこからか声が「一緒に遊ぼうよ」と頭の中に直接響いてくるようでした。

「いや、もういいから勘弁して」実はこわいもの苦手な自分はすうっと意識がなくなって朝になっていました。ひとりかくれんぼの終わらせ方を知らなかったのです。

部屋全体を見渡しましたがぬいぐるみはどこにもありませんでした。