公園の真ん中に白い着物を着た夜叉が私の方を見ている

これは私がまだ中学生位の時の話です。

私の実家はお寺のすぐそばで、自宅前にはお寺に併設されている公園が広がっています。
その公園はドアを開ければ私の部屋からも見渡す事が出来ました。

私が不思議な体験をしたその日はまだ梅雨も明けない6月頃だったように思います。
私の実家は古く部屋にはエアコンが付いておらずジメジメしていた事もあり、へやのドアも窓も開け放して就寝する事にしました。
いつも通り目を閉じてしばらくすると産まれて初めて金縛りにあいました。
身体も気温とは関係なく熱く感じられ、大量の汗をかきました。
やっと金縛が解けて起き上がり産まれて初めての事に驚き、トイレに行こうとドアの方向に身体を向けると、公園の真ん中に白い着物を着た夜叉が私の方を見ているのです。
恐怖でもう一度布団に潜った瞬間にまた金縛にあい、動けずに目を閉じていると、夢を見ているような、現実に見ている画像のようなシーンが見えました。
それは私が小さい頃から繰り返し見ていた同じ画像で、自宅前の公園に誰か分からない人が私に向かって猛突進してくるという画像のような夢のような不思議なシーンだったのです。

その日は何度も朝まで繰り返し金縛と画像の繰り返しで朝を迎えましたが、
その日以降、小さい頃から見ていた画像を見たくても見れなくなりました。
画像との関連性も分からないまま、後にも先にも夜叉見たのはあれが最後になりました。

その後特に身体の異変や周囲の人に不幸がなどはありませんでしたが、朝まで繰り返し金縛と画像の繰り返し体験をした事は今でも鮮明に覚えています。