ダボダボの制服を着た身長125cm程度の痩せた男の子がいました。

私が中学1年生の頃、千葉県内の中学校の野球部との合同練習で不思議なことがありました。

私が玉拾いをしている時にふと背後を見ると、青白い肌をしていてダボダボの制服を着た身長125cm程度の痩せた男の子がいました。
そのことを合同練習先の監督に伝えると、「そもそもウチの学校にそんなチビの男子生徒はいないぞ」とその存在を否定されました。
確かにいたはずなので、その時はおかしいと思いました。

昼食の時間の際にお茶をカバンから取ろうとロッカーに行くと、また先ほどの男の子が現われました。
その男の子は「やきゅう、やきゅう…」と譫言のようなことをたどたどしい口調で言っていました。
おかしいと思って「何か幽霊のようなものがいるという言い伝えがこの学校にはありますか?」とその学校の関係者に聞きました。

聞けばその学校が旧制中学校であった頃、1人の食べるにも困っていた貧しい生徒が家庭の事情で野球ができずに悔しい思いをしていたそうです。
その生徒はある時腹を満たすために食べた野草に当たって死んでしまったそうですが、野球ができないまま未練を残してこの世を去ったその生徒の魂がその後も現世を彷徨っていたといいます。

※霊や霊症への対応は霊能者本物に出会うには?というサイトが詳しいです。

私は何となくいたたまれない気になりましたが、それ以上深く考えることもなくその日の練習を終え、家に帰ってそのまま食事と風呂を済ませたら寝ました。
ところが、夜中に寝ていると例の幽霊の少年が私の夢枕で語りかけました。
「何で無視するの?」とはっきりとした口調で。