迷信だとおもっていた、3人写真の真ん中で写ることが意味したこと。

高校時代、とても仲の良い3人の女子の友人がいました。私を含めていつも4人で行動していました。
昼食時間も一緒、教室移動も、下校もこのグループでしていました。
高校2年生のころでしたから、2学期には修学旅行もあります。
もちろん、この仲良しグループ4人で班を作り、自由行動時間はともにしていました。
しかし、私には一つだけ気になっていることがありました。そのころはスマホや携帯、自撮り棒などはありませんから、その辺りに頼める人がいない場合は誰かがカメラ係をうけおうため、3人だけが写真に収まることになります。
私は、常々母親から、3人で撮るときは真ん中になるのは避けなさいよと言われていました。悪い霊がつき、若いうちから運気が極端に低下するというのです。迷信だとは思いましたが、母親は自分のアルバムを出して、説明までしてくれました。聞いてみると皆、確かに大変な不幸を負っています。若くして亡くなった人も複数いました。
それを、思い出し、2人ずつ撮ろうと提案をだしたのですが、グループの一人が自分はそんなこと、全く意に介していないから大丈夫、私がこれから撮影する写真は全部真ん中になってあげるといってくれました。
とても、優しい性格の子でした。
高校3年生になり、受験期に入ると、私たちはあまり行動を共にすることはできなくなり、そのうち卒業式を迎え、皆で会うことはなくなりました。
それから10年ほどして、私は結婚をし2人目の育児に忙殺されていたころ、実母がある日の朝刊を持ってきました。「この名前って、あなたの友人だった子じゃないの?」と尋ねてきました。その特徴のある漢字を使われた名前は、間違いなく彼女のものです。住所もあっています。すぐに彼女の実家に電話をして確認してみました。
外国で交通事故にあい、この世から去っていました。
彼女が、身代わりになってくれたとしか思えないです。