小学生の夏休みに公園で体験した不気味な出来事

私が小学生の頃に体験した出来事です。

1人仲のいい友達がいて、彼女とはよく買い物に行ったり遊びに行ったりしていました。

その時は宿題の自由研究の材料にしようということで、近くの公園に遊びに行ってました。

その公園は近場では割と大きめで、緑も多く近所の人がウォーキングにも使っているような所です。

広かったのでそこに行けば何らかの生き物でも見つけられるだろうって思っていたんですね。

公園には自転車で向かい、着いたのは14時くらいでした。

木陰のベンチで休んだ後早速何か探そうかということになったのですが、この日は暑くてお茶をたくさん飲んでいたのでトイレに行きたくなったんです。

1人でトイレに行って用を済ませ、鏡を見て風で乱れた髪を軽く整えました。

鏡を見て夏だからちょっと焼けたなとか、連日夜ふかししてたからちょっとクマができてるなーなんてその時は漠然と思っていました。

そして髪の毛を一旦解いて結び直した所で、鏡から急にバンッ! パリパリパリ……という音がしました。

トイレもちょっと古めでしたから鏡が壊れそうなのかな? と思いましたが、見た目では何の変化もありません。

音も急に鳴り止んでしまいました。

何なんだろうと思って出たその時、友人もトイレに入ろうとしてきました。

「ごめん、私もするからちょっと待ってて」
少し経ったら「おまたせー」と友達が出てきました。

「さっき鏡からバリバリって音して凄かったんだけど、鏡何ともなかった?」と聞いてみました。

「え、鏡??」と友人。

「そんなのなかったよ……」
「私が入った時はあったよ。

鏡見てちょっと髪の毛いじったし」
と私は言いました。

マジ? と言いたそうな目を向けられたのでもう一度見に行ってみると、友達の言う通り鏡はありませんでした。

洗面台は2つ並んでいて先程は鏡も2面つけられていたのですが、改めて見ると取り付け用のフレームすらなく鏡があった所だけ色が若干明るくなっているだけです。

私はその鏡を使って自分の顔を見て髪型も直しました。

もし鏡がなかったとしたら、私が見た鏡と、そこに映っていた姿は何なのだろうと思うとゾッとしました。

その後は予定通り生き物を探して帰ったのですが、特に怖い目などには遭いませんでした。